ギャッラル無し3曲詩人の悪戦苦闘
2曲から3曲へ
私はログインの頻度が週2〜3回のいわゆる"ライト層"です。ソロジョブで遊ぶことが大半ですが、新しいコンテンツに全く参加出来ないのも寂しいので、コツコツと詩人のレベルを上げて装備を揃えてきました。ギャッラルもダウルもありません。いわゆるエンドコンテンツは無理としても、ランゲレイクはあるので、2曲可の募集には乗れるようにとやってきました。
そんなこんなである程度装備も揃い、BFNMでのレム取りや、AA普通、カザスカくらいは参加出来るようになった頃に4月のバージョンアップを迎えたわけです。新しいジョブ武器が追加され、詩人に待望の曲数+楽器が加わりました。
テルパンダーの作成には、メナスボス素材、楽器2種(合成品)、RME強化素材いずれか150個が必要となります。しめて400万以上の投資となります。太公望を超えて、今までで最高額となる買い物です。しかし、ダウルを作る労力を考えれば、安いもの。思いきって奮発してしまいました。予算の捻出はカザスカ通いで。私のテルパンダーはほぼ黒霊石+2で出来ています。
今日は、そのようやく3曲になったばかりの詩人でのマクロや立ち回りのお話です。
歌の上書き関連
ギャッラルが無くて一番辛いのがここ。一番よく使うマーチとバラードが弦楽器のため巻き込みを避けるのが大変。広さがあれば、走り回って前衛と後衛それぞれカブらないように出来ますが、狭い場所だと無理です。
また、AAやBFは狩人入りパーティとなることが多く、マチ/マド/メヌ/プレ/バラ/スケをそれぞれに組み合わせて掛けてあげないといけません。そのためには歌の効果時間延長装備を上手に使い分けて歌毎の効果時間を揃えないと大変です。
以下が、効果時間を揃えようとしたときに必要な装備の例です。
効果(延長時間) | 延長(全部効果時間を揃える前提) | 歌/装備 |
+4 (48秒) |
AD首10%,AD+2胴10% (24秒) |
マーチ:ランゲレイク(3)、AD+2手(1) メヌエット:アポロフルート(3)、AD+2胴(1) マドリガル:カンタバンクホルン(3)、AD+2頭(1) |
+3 (36秒) |
AD首10%,AD+2胴10%,BR足10% (36秒) |
プレリュード:カンタバンクホルン(3) ミンネ:シュリンクス(3) マンボ:ビウエラ(3) |
+2 (24秒) |
AD首10%,AD+2胴10%,MK+1脚10%,BR足10% (48秒) |
バラード:クルーナズキタラ(1)、AD+2脚(1) スケルツォ:AD+2足(1)、ミサシャレミー(1) |
マクロ作成の基本方針
強化歌を歌うときの流れは、詠唱短縮装備→歌詠唱→歌効果up装備です。これを実際のマクロコマンドに置き換えると、下のようになります。
詠唱短縮装備 | /equip (装備部位) ○○ ← 計12ヶ所程度。歌によらず共通 … /equip メイン武器 ○○ ← 歌によって違う |
歌詠唱 | /ma ○○ |
歌効果up装備 | /equip 楽器 ○○ ← 歌によって違う /equip 胴 ○○ ← AD+2 /equip 手 ○○ ← AD+2 /equip 脚 ○○ ← 歌によって違う /equip 足 ○○ ← 歌によって違う /equip メイン武器 ○○ ← 歌延長を狙うなら必要 |
総行数は約20行。1つのマクロボタンは6行しかありませんので、必然的に複数のボタンを押す構造になります。では、何回ボタンを押すか。各マクロにmacro setの行が必要ですので、1ボタンあたり5行記述出来ると考えれば、4回押しということになります。
3曲目の枠作り
さて、ここからが吟遊詩人のややこしいところ。まず、3曲目の枠を作るために、テルパンダーを装備して歌う必要があります。枠の作り方は2通りあります。
A) ダミー歌を歌い、楽器を持ち直して上書き
B) テルパンダーを装備して、3曲目に掛けたい歌を直接歌う
準備する時間があるときはA)の方が優れています。しかし、時間制限のあるバトル等で、多少効果は落ちてもとりあえず急いで強化したい場合はB)を選ぶこともあります。
ちなみに、4月のバージョンアップ以降は、B)を選んでも同じ歌ですぐに上書き出来るようになりました。例えば、マチマチメヌを掛ける際に、ランゲでマチマチを歌って、テルパンダーでメヌを歌います。これで取りあえず3曲になりました。その直後にアポロフルートに持ち替えてメヌを歌うと、3曲目のメヌが+3楽器の効果で上書きされます。従来の仕組みだと、"効果無し"となってこのような上書きは出来ませんでした。
以上を考えると、各強化歌毎にテルパンダー装備時の歌マクロが欲しくなります。
ピアニッシモ、ナイトル、敵歌
これは3曲とは関係ありませんが、ピアニッシモの際には、
また、ナイトル時は詠唱短縮装備は不要になるので、効果系を装備して歌うマクロが必要になります。敵歌に関しては、魔命を優先しつつ、フィナーレなどはリキャストの短縮を意識する必要があります。
マクロパレットの構成
強化歌について、いろいろ考えてこのようにマクロを分割してみました。
1) 強化パレット選択マクロ(全歌共通):ここで詠唱短縮装備着替え
2) 強化歌詠唱マクロ(歌毎):ここで歌を選択し詠唱
3) 詠唱開始後マクロ(歌毎):歌の効果アップ、歌延長装備に着替え
一部着替え部位を省略して3回押しにおさめました。厳密には待機用のマクロを最初に1回だけ押すので4回押しですが、連続で歌うときはこの3回を繰り返す形になります。このうち1)を基本パレットに配置し、2)のところでパレットを複数に分けて持たせることにして、効果重視/テルパンダー/ナイトル用の3パレットを作ります。3)は、共通で1パレット。
ちなみに、現状 1)のパレット選択マクロでは、/echo(選択したパレットを表示)で1行、4ヶ所着替え(頭、胴、手、足)、/macro setの6行。2)で歌固有の部位(武器、楽器、脚)の着替えと歌詠唱を行っています。3)では、歌によって、AD+2やMK+1脚、BR足の組み合わせを変えて、なるべく時間が揃うようにしています。
まとめると、以下のようなパレット構成になります。
パレット | 内容 |
基本パレット | ★何かをやった後、必ずこのパレットに戻る Alt+1:強化1へ Alt+2:強化2へ Alt+3:強化3へ Ctrl+2:強化4へ Ctrl+3:敵歌へ Ctrl+1:白魔法へ Alt+0: 待機用着替え(リフレ&移動速度up&詠唱短縮) 他、寝かせ用ララバイ複数、ケアル・状態異常回復など |
強化1 | ★各ボタンに個別に歌を割当 効果の高い楽器で歌う強化歌の詠唱 |
強化2 | ★各ボタンに個別に歌を割当 テルパンダーで歌う強化歌(3枠目作り)の詠唱 |
強化3 | ★各ボタンに個別に歌を割当 ナイトルで味方にかける歌の詠唱(詠唱短縮なし) |
詠唱開始後 | ★各ボタンに個別に歌を割当 強化1〜2で歌った後はこのパレットに自動的に移動。着替え後、基本パレットに自動的に移動。 |
敵歌 | フィナーレ、エレジー、スレノディ他 |
白魔法 | ブリストアクアベールインスニ等 |
<工夫点>
- 強化1〜3および詠唱開始後のパレットで、歌の種類毎にマクロ位置を合わせた。→詠唱〜詠唱開始後は同じボタンを連打でOK。また、どんなシチュエーションでも、歌のボタン配置が同じなので、覚えやすい。
歌の掛け方
下地作らずやってます^^;もちろん、歌2週目からはきちんと+3楽器を使います。以下、参考例です。ランゲもキタラも弦楽器のため、前衛と後衛で歌が被らないように位置取りに苦心しています。
■近接前衛+後衛構成
- 前衛(or全員)にランゲでマチマチ→テルパンダーで3曲目としてマドorメヌ
- 戦闘開始で散開
- 後衛の後ろに回って前衛に被らないようにクルーナズキタラでバラバラ。余裕があればもう一つテルパンダーでバラ。
- ランゲの範囲が後衛に被らないように前衛の裏(後衛の反対側)に走る。歌の残り時間を見て、+3楽器で前衛歌3曲掛け直し。
- 後衛の後ろに回って、バラかけ直し。
- 以後、4.に戻って繰り返し。
■ナ狩+後衛構成
実戦
3曲になって日が浅いので、まだ不慣れなところが多いのですが、2曲時に比べると、コンテンツ参加の心理的ハードルが下がりました。以下、雑感など。
- 2曲時代の癖で、3枠目なのに楽器をテルパンダーにするのを忘れることがある。
- 構成がナモ狩コ白詩とかのややこしい構成だと、頭がおかしくなりそう。
- 4曲、5曲維持するって凄いと改めて実感
- 位置取りのため走り回るのが大変。ギャッラルが欲しい(切実)。